
ついつい飲み過ぎてしまうと、自分からお酒の嫌なニオイがすることありませんか?
また、酔っ払っている人に対して、お酒臭いと感じたこともあるのではないでしょうか?
そこで今回は「飲む前」「飲んだ後」「翌朝」「出勤前」それぞれのシーン別でお酒のニオイを消す方法を紹介します!
効果には個人差がありますが、是非試してみてください♡
- 1お酒のニオイの原因は?
- 2飲む前
- 3飲んだ後(帰宅直後)
- 3.1口のニオイ対策
- 3.2体のニオイ対策
- 3.3⚠ 飲酒後の入浴に関する注意点 ⚠
- 4翌朝(起床後)
- 4.1口のニオイ対策
- 4.2体のニオイ対策
- 4.3口のニオイ&体のニオイの両方に効果がある朝食
- 5出勤前(人と会う前)
- 6いかがでしたか?
この記事の目次
お酒のニオイの原因は?
アルコールを摂取すると、体内で特有の臭いが生じることがあります。その理由は、アセトアルデヒドという物質にあります。通常、アルコールは肝臓で代謝され、最終的に水と酸に変換されて体外に排出されます。しかし、飲酒量が過多となると、肝臓の代謝機能が追いつかなくなります。
このとき、アルコールは十分に分解されず、血液中にアセトアルデヒドの状態で拡散します。その結果、主に2つの経路から酒臭さが発生するといわれています。
1. 呼気を通じて
肺に到達したアセトアルデヒドは、呼吸とともに排出され、息が酒臭くなります。
2. 皮膚から
汗と共にアセトアルデヒドが排出され、体全体に酒臭さが広がります。
特に日本人は、アセトアルデヒドを分解する酵素の活性が比較的低いため、アルコール臭が残りやすい体質であることが知られています。このため、飲酒後に長時間にわたって酒臭さが持続することがあるのです。
飲酒後のニオイ対策は、「飲む前」「飲んだ後」「翌朝」「出勤前」で適切なケアをすることが大切です。それぞれのシーンで具体的な対策を紹介します。
飲む前
お酒のニオイを防ぐには、飲む前の準備も大事!あらかじめ対策をしておくことで、翌日や仕事前の臭いトラブルを減らすことができます!
■ 制汗剤を塗っておく
・無香料 or ほのかに香るタイプの制汗剤がおすすめ!
・特にワキや首、胸元に塗っておくと効果的。
■ お酒はなるべく水割りにする
️・水割り or お酒1杯につき水1杯を飲む
・日本酒やワインならチェイサー(合間に飲む水)を忘れずに!
・ビールや炭酸系のお酒も 氷を入れてゆっくり飲むのがおすすめ!
■ 飲み過ぎない
・結局のところ飲みすぎないことが一番のニオイ対策です!
・1杯を時間をかけてゆっくり楽しむ。
・「今日は〇杯まで!」と決めるころで飲む量をコントロールする。
Point
「楽しいからつい飲みすぎちゃう…」という気持ちもわかりますが、 最後の1杯をやめる勇気も大切です!適量を意識するだけで翌日のニオイ&体調が全然違います。
飲んだ後(帰宅直後)
お酒のニオイを翌日に持ち越さないようにする。 体内に残るアルコールをできるだけ早く分解することが大切です!
口のニオイ対策
■ 水をしっかり飲む
・体内のアルコール濃度を下げるためにコップ1〜2杯の水を飲む。
・緑茶や牛乳を飲むと、口臭の抑制効果が期待できる。
■ 歯磨き+舌磨き
・口の中に残ったアルコールや食べカスを取り除く。
・舌苔(舌の白い汚れ)が口臭の原因になるので、専用ブラシで優しくケア。
■ ガムやタブレットで応急処置
・ミント系のガムやタブレットで、即座にニオイをカバーする。
体のニオイ対策
■ 軽く汗をかく
・アルコールは汗や呼気からも排出されるため、軽いストレッチで代謝を促す。
■消臭スプレーを活用
・衣類や髪についたお酒のニオイは消臭スプレーで軽減する。
・髪には香り付きミストでカバーすると効果的です。
■シャワーを浴びる
・飲酒後の入浴には注意が必要なので、下記「飲酒後のお風呂に関する注意点」もあわせて読んでください。
⚠ 飲酒後の入浴に関する注意点 ⚠
飲酒後にお風呂に入る場合は、飲酒直後の湯船浴は避けてください。
熱いお風呂に入ると、体の血流が乱れてアルコールの分解が遅くなり、さらに脳貧血などの事故リスクが高まります。
シャワーの場合も、アルコールを飲んでから2〜3時間後に、座ってシャワーを浴びることをおすすめします。こまめに水分補給を心がけ、安全に注意しましょう。
Point
体調が悪いときは入浴しない!
めまいや不調を感じたら、すぐに止める!
急いで入浴せず、体調を最優先にしてください。
翌朝(起床後)
体内に残るアルコール臭をしっかり消す。 二日酔い対策も兼ねて、体の調子を整えることが大切です!
口のニオイ対策
■ 歯磨き+うがい
・朝の口臭ケアは歯磨き+マウスウォッシュを徹底。
■ 歯磨き後、水を飲む
・就寝中に口内が乾燥し、アルコール臭が強くなるのでコップ1杯の水を飲む。
・レモン水や梅干し湯を飲むと、アルコール分解を助ける効果も期待できる。
■ 朝食をとる
・おすすめの朝食は、下記の「口のニオイ&体のニオイの両方に効果がある朝食」を参考にしてください。
■ コーヒーや緑茶を飲む
・コーヒーの香り成分は口臭を和らげる効果が期待されます。
・緑茶のカテキンが消臭効果を発揮するといわれています。
体のニオイ対策
■ 軽い運動で汗をかく
・ウォーキングやストレッチで アルコールの分解を促す。
・汗をかいたらシャワーでしっかり流す。
口のニオイ&体のニオイの両方に効果がある朝食
■ 味噌汁・しじみ汁
・肝臓をサポートし、アルコール分解を促進してくれます。
・体内に残るアルコールを早く排出してくれるので口臭&体臭の元を減らせます。
■ ヨーグルト
・腸内環境を整え、腸内の悪玉菌を抑えて口臭&体臭を防ぐ効果があるといわれます。
・乳酸菌がアルコールの代謝をサポートする効果も期待✨
■ バナナやリンゴ
・カリウムがアルコールの排出を助け、体内に残るアルコールが減るので、体臭予防に◎
・リンゴのポリフェノールは消臭効果が期待できるので、口臭対策に️◎
出勤前(人と会う前)
短時間でできる即効性のある対策をする。 相手に不快感を与えないよう、徹底的にニオイを抑えることが大切です!
口のニオイ対策
■ ミントタブレットやガムを携帯する
・通勤中や人と会う前に、ミント系のタブレットを口に入れる。
■ コーヒーや紅茶を飲む
・コーヒーの香り成分には口臭を軽減してくれる効果が期待されます。
※カフェインの摂りすぎは胃を刺激するため、適量にしましょう。
■ マスクを活用
・ニオイが心配な場合は、マスクを着用すると安心。
・マスクの内側に ミントのスプレーを吹きかけると、さらに効果的!
体のニオイ対策
■ 香水・制汗剤を活用
・お酒のニオイをカバーするため、爽やかな香りの制汗剤や香水を少量使う。
※強い香りの香水は逆効果になることもあるので注意。
■ 可能であればシャワーを浴びる
・出勤前に短時間のシャワーを浴びると、ニオイがかなり軽減されます。
・時間がない場合は、汗拭きシートで全身を拭くと◎。
■ 服を着替える&洗濯
・衣類にはお酒のニオイが残りやすいので、翌日は別の服を着る。
・可能なら夜のうちに洗濯しておく。
いかがでしたか?
今回は、お酒のニオイ対策について紹介しました。
お酒を楽しんだ後のニオイ対策は、飲む前の準備から始めることが大切です。制汗剤を塗ったり、お酒を水割りにすることで、体臭や口臭を抑えやすくなります。飲みすぎを控えることも、ニオイを防ぐ大きなポイントです!
飲み会後は、水分補給や歯磨きで口のニオイをケアし、衣類や髪に付いたニオイも消臭スプレーでカバーしましょう。翌朝は、味噌汁やヨーグルトなど消臭・分解を助ける朝食をとり、軽い運動やシャワーでリフレッシュするのがおすすめです。
出勤前には、清潔な服に着替え、マウスウォッシュやミントタブレットで口臭対策を万全に。こうした習慣を意識することで、お酒のニオイを気にせず、爽やかに1日を過ごせます!
飲む量には注意してお酒を楽しんでくださいね♡
この記事が気に入った方は、下記の「記事を共有」よりシェアをお願いします!