ウィッグの取り扱い方法

ウィッグの取り扱い方法

初めてウィッグを購入。届いたけどうまく着用できなかったり、お手入れの方法が分からなかったり、初めてだと不安なことが多いですよね。
今回はそんな「ウィッグの取り扱い方法」についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

ウィッグネットについて

ウィッグネットについて

ウィッグネットとは、フルウィッグを自然にそして快適にかぶるために必要なアイテムの一つです。ウィッグの下に装着するもので、頭皮の汗や皮脂が直接ウィッグ内部につくのを防ぎます。

ウィッグネットの被り方

ネットを通す

ウィッグネットを軽く広げて伸ばし、頭から首まですっぽりかぶります。

髪をまとめる

髪をまとめる

髪を2〜3つに分けて三つ編みにし、コンパクトにまとめます。
※地毛がロン毛の方の場合

ヘアピンで固定

ヘアピンで固定

できる限り頭の形が丸くなるように、ヘアピンで固定します。
※地毛がロン毛の方の場合

ネットをかぶる

ネットをかぶる

ヘアバンドの要領でネットを持ち上げ、黒い太ゴムの部分を髪の生え際のほんの少しだけ後ろ側に合わせてください。

髪を包む

髪を包む

地毛を全てネットの中に均一に入れ込み、ネットの余った部分をヘアピンで固定します。

    Point

    髪が一箇所に固まった状態だと、ウィッグが不自然に盛り上がってしまいます。地毛をほぐし、平らになるようにまとめるのがポイントです。

ウィッグの装着方法

ウィッグの調節

ウィッグの襟足部分のフック(またはアジャスター)でサイズ調節してください。

ウィッグを被せる

ウィッグの中心と顔の中心を合わせ、後ろから前に被ります。

整えて完成

前髪、うなじ、もみあげの位置を合わせて、全体を整えて完成です!

ウィッグの洗い方

ウィッグはだいたい1週間~10日に一度くらいを目安に洗います。
夏場の暑い時期やスポーツで汗をかくと髪が汗を吸ってサラサラ感がなくなってくるので、その時は適時、シャンプーをするようにしましょう。

①ブラッシング

①ブラッシング

全体を軽くブラッシングして、毛の流れを整えます。※必ず毛先から

②シャンプー液作り

②シャンプー液作り

水またはぬるま湯の中にシャンプー&トリートメントを入れて混ぜます。

    Point

    人毛やミックス毛の場合は市販のシャンプーでも構いませんが、人工毛の場合は、ウィッグ専用シャンプーを使用するようにしましょう。

③押し洗い

③押し洗い

シャンプー液にウィッグを入れ、全体を優しく押し洗いしてから水でしっかりすすぎます。

④水分をとる

④水分をとる

乾いたタオルにウィッグを挟み、押しながら水分をとります。

⑤自然乾燥

風通しのよりところで、直射日光は避け自然乾燥させます。

⑥毛の流れを整える

⑥毛の流れを整える

完全に乾いたら、ブラッシングして整えます。

⑦保存する

⑦保存する

ウィッグを無造作に置いておくと、毛先や髪全体に変な癖がついて髪がまとまらなくなってしまいます。スタイルを維持するために、ウィッグ台に乗せて保管することとお勧めします。

ウィッグ保管時の注意点

ウィッグ保管時の注意点

①湿気と温度管理  

湿気はカビが発生するリスクがあり、臭いの原因にもなります。しっかりウィッグを乾かしてから保管するようにしましょう。また、高温はウィッグの形状や素材にダメージを与えることがありますので注意しましょう。

②直射日光を避ける

ウィッグは熱に弱く、形状や素材にダメージを与えることがあるので直射日光を避けましょう。

③防虫対策

ウィッグを長期間保管する場合、少なからず虫害のリスクが発生します。ホコリや汚れは虫の発生を促す原因となるため、定期的に清掃を行いましょう。また、防虫剤をウィッグの保管場所に置くことで、虫の侵入を防ぐことができます。防虫対策を実践してウィッグを虫害から守り、長期間にわたって良好な状態を維持するようにしましょう。

いかがでしたか?

今回はウィッグの取り扱い方法についてご紹介しました。
楽しみにしていたウィッグが届いても、うまくかぶることができないと「思っていたものと違う!」と残念な気持ちになってしまいますね。
ウィッグの被り方のポイントをおさえて、快適なウィッグライフをお過ごしいただければと思います。

一覧へ戻る

お仕事をお探しの方はこちら