美肌をつくるためには、メイクをしっかり落とすことが大切です。オイルやクリーム、リキッドなど…アイテムも色々あるのでどれを使えばいいかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、基本のメイクの落とし方をご紹介!ぜひ参考にしてくださいね。
- 1クレンジングの種類と特徴
- 2【肌質別】クレンジングの選び方
- 3ポイントメイクの落とし方
- 4アイメイクの落とし方
- 4.2マスカラ・アイシャドウの落とし方
- 4.3アイラインの落とし方
- 5リップの落とし方
- 6顔全体のメイクの落とし方
- 6.1顔の5か所に置き、両頬からなじませる
- 6.2額の中心から外側になじませる
- 6.3鼻の脇と鼻筋をなでる
- 6.4アゴになじませる
- 6.5ぬるま湯で洗い流す
- 6.6クレンジングのポイント
- 7いかがでしたか?
この記事の目次
クレンジングの種類と特徴
クレンジングは、オイルタイプやクリームタイプなど種類が豊富です。クレンジングの種類とそれぞれの特徴についてご紹介します。 クレンジング選びは、肌タイプやメイクの濃さ、生活スタイルに合わせることが大切です。それぞれのタイプの特徴を知り、シーンや肌の状態に合わせた使い分けをすることで、肌への負担を抑えつつ清潔に保ちましょう。
オイルタイプ
油性成分がベースのオイルクレンジングは、洗浄力が強く、濃いメイクやウォータープルーフアイテムにも対応。毛穴の汚れまでしっかり落とせるため、しっかりメイクの日に適しています。素早くメイクを落とすため摩擦も少なく、洗い上がりがさっぱりしていますが、乾燥が気になる場合は保湿が必要です。
リキッドタイプ
水分が主成分のリキッドクレンジングは、さらさらとした液状でさっぱりとした洗い上がりが特徴。濡れた手でも使えるため、入浴中の使用にも便利です。オイルフリータイプもあり、マツエク対応で、オイルのベタつきが苦手な人にもおすすめです。しっかりメイクにも対応するので、多用途に使えます。
ジェルタイプ
ジェル状で厚みがあるため、摩擦を抑えて肌に優しいクレンジング。水性タイプと油性タイプがあり、肌質やメイクの濃さに応じて選べます。オイルインのジェルタイプは洗浄力が高く、ウォータープルーフメイクも落とせます。水性タイプはさっぱりとしており、薄づきメイクの際に特におすすめです。
ミルクタイプ
乳液状で肌に優しく、ナチュラルメイクや乾燥が気になる肌に適したタイプです。比較的やさしい洗浄力で、肌のうるおいを守りながらメイクをオフします。水分をベースにしているため、軽い使用感が特徴です。敏感肌や乾燥肌の人にもおすすめで、しっとりとした洗い上がりを求める方に向いています。
バームタイプ
半固形状のクレンジングバームは、肌の上で溶けるとオイル状に変化し、メイク汚れにしっかり馴染みます。ウォータープルーフメイクや重ね付けしたメイクにも対応できる高い洗浄力が特徴です。乾いた手で使うことで、メイクがよくなじみます。肌への摩擦も少なく、保湿力もあるので、乾燥が気になる方にも適しています。
クリームタイプ
厚みのあるテクスチャーが特徴で、摩擦を抑えつつ肌に潤いを与えるクレンジング。保湿力が高く、乾燥が気になる肌に適しています。肌に優しい洗浄力で、ナチュラルメイクに最適。クレンジング後も肌がしっとりしやすく、乾燥が気になる季節に特に重宝します。
シートタイプ
クレンジング料を含んだシートでメイクを拭き取るタイプ。手軽さが特徴で、旅行や外出先、帰宅後すぐにメイクを落としたいときに便利です。ウォーターベースでさっぱりとした使い心地で、肌に優しく滑らせるように使うのがポイントです。オイル成分が含まれるものは、ウォータープルーフメイクにも対応します。
【肌質別】クレンジングの選び方
肌質ごとにおすすめのクレンジング方法と注意点をご紹介! 肌質は季節や体調の変化で日々変わるので、その時の状態に一番マッチする最適なクレンジングを選びましょう。
乾燥肌
乾燥肌は水分と油分が不足し、洗顔後に突っ張りやすく小じわが目立ちやすい状態です。肌が荒れやすいため、洗浄力だけでなく保湿力も重視したクレンジングが求められます。
おすすめクレンジング保湿力の高いクリームタイプが適しています。うるおいを残しながらメイクを優しく落とし、健やかな肌を保ちます。特に「乾燥肌用」や「高保湿タイプ」の表示があるものを選ぶと効果的です。
注意点肌が乾燥していると摩擦で傷つきやすくなるため、やさしいタッチでクレンジングを行いましょう。バームタイプやミルクタイプもしっとりとした洗い上がりで、乾燥が気になるときにおすすめです。
脂性肌
脂性肌は皮脂が多く、肌全体がべたつきやすい状態です。特にTゾーンが脂っぽくなり、毛穴が目立ちやすくなります。
おすすめクレンジング油分の多いメイクや皮脂汚れをしっかり落とせるオイルタイプが適しています。さっぱりと洗い流せるものを選ぶと、洗顔後も爽快感が得られます。
注意点べたつきが気になるからといってゴシゴシと強くこすると、肌を傷つけてしまうことがあるため、シートタイプなどを使う際は軽く押し当ててメイクに馴染ませてから優しく拭き取りましょう。
混合肌
混合肌は乾燥部分とべたつく部分が混在している状態で、特にTゾーンは脂っぽく、頬や目元は乾燥しやすい傾向にあります。
おすすめクレンジングジェルタイプが適しています。水分と油分のバランスを整えながらメイクを落とすことができ、肌に負担が少ない水性ジェルや保湿力の高いものを選ぶと良いでしょう。
注意点部分的にテカリが気になるからといって脂性肌用の強い洗浄力のクレンジングを使うと、肌の乾燥を招きかえって皮脂の過剰分泌につながることも。乾燥部分には保湿を心掛け、肌に優しいクレンジングを心がけましょう。
敏感肌
敏感肌は環境変化などで肌が荒れやすく、赤みやかゆみ、ひりつきが出やすい状態です。乾燥しやすく、外部刺激にも弱い傾向があります。
おすすめクレンジング肌に負担をかけない低刺激処方のオイルタイプやウォータリータイプがおすすめです。敏感肌用に開発された製品や、肌を守る成分が含まれたものが良いでしょう。
注意点肌が敏感なときは厚化粧を避け、うるおいを守りながらマイルドに洗えるミルクタイプやクリームタイプがおすすめです。濃いメイクをしている場合はバームタイプを手で温めて柔らかくし、摩擦を抑えながらやさしく落としましょう。
ポイントメイクの落とし方
濃いめのアイメイクを落としたい場合は、目元・口元用のリムーバーを使用するときれいに落とすことができます。アイメイクやリップメイクをきちんとオフすることで、くすみの原因をやさしくオフできますよ。 目もとは皮膚が薄くとてもデリケートなので、配合成分などを確認し、肌に心地よく使えるものを選びましょう。
コットン・綿棒を準備しましょう!
ポイントメイクリムーバーを使用する場合、コットンは必須です。肌への負担をできる限り減らせるように、肌触りの良いものを用意しましょう。
また、先の細い綿棒があると、目のキワの細かい部分のメイクやラメの洗い残しをしっかりと落とすことができます。デリケートな目もとに当たっても大丈夫なように、太くてやわらかい綿棒がおすすめです。
アイメイクの落とし方
目もとはとてもデリケートなので、ゴシゴシと擦ると、ダメージを与えてしまい、くすみやシワなどの原因となってしまうこともあります。アイメイクをオフするときは、やさしく丁寧に落とすようにしましょう。
Point
メイクが落としきれないと、色素沈着を引き起こし、目もとが黒ずんで見えてしまうことがあります。目のキワの部分まで、綿棒などを使ってしっかりとメイクオフするようにしましょう。
マスカラ・アイシャドウの落とし方
専用リムーバーを、コットンに適量取り出します。
リムーバーを含んだコットンを指にはさみ、目を閉じたまま、肌に負担を与えないように、コットンを優しく目もとに数秒置いて、マスカラやアイシャドウとなじませます。指は軽く曲げて、まぶたの丸みにフィットさせましょう。
目頭から目尻に向かって、コットンをずらし、優しく拭き取ります。
コットンをまつ毛に数秒おき、まつ毛の根元から毛先に向かって、優しく拭き取ります。マスカラが落ちるまで、数回繰り返しましょう。
Point
綿棒を使ってマスカラをオフする場合は、綿棒にクレンジングをたっぷりと含ませ、まつ毛の下にコットンをあて、綿棒でやさしく撫でるようにオフしましょう。
アイラインの落とし方
<コットンの場合>
4つ折りにしたコットンで、片方の手でまぶたを軽く引き上げ、コットンの角でアイラインを優しく拭き取ります。
<綿棒の場合>
綿棒にリムーバーをなじませ、目頭から目尻にかけて綿棒を使ってオフします。下まぶたに関しても同様の手順で落としていきます。
粘膜部分のアイラインを落とす時は、まぶたの表面の皮膚だけを指先でそっと引き上げ、まぶたのキワが出てきてたら、綿棒で優しく丁寧にふき取りましょう。
リップの落とし方
アイメイクと同様、まずは専用リムーバーを、コットンに適量取り出します。 コットンを指にはさみ、唇の上に数秒置き、リップとなじませた後、口角から反対側の口角に向かって、優しく拭き取りましょう。
顔全体のメイクの落とし方
顔の5か所に置き、両頬からなじませる
クレンジング剤を手に取って体温で軽く温めたら、顔の5カ所、両頬、額、アゴ、鼻先の5か所に置き、面積の広い両頬から親指以外の4本指全体を使ってらせんを描くようになじませます。
Point
クレンジング剤の使用量を確認し、適量を守りましょう!肌への摩擦を減らし、効果的にメイクを落とすことができます。
額の中心から外側になじませる
額の中心から外側に向かって、くるくると円を描くようにマッサージをしながらなじませます。ファンデーションや汚れとなじむまで数回繰り返します。
髪の生え際やこめかみは忘れやすいので注意しましょう。
鼻の脇と鼻筋をなでる
鼻根部分から左右の小鼻まで、上から下へ中指でなでたら、鼻筋の中央も同じように上から下へ滑らせる。落としにくい小鼻のわきは、指先でていねいに。
鼻の下(唇の上)は、指を左右にスライドさせてなじませます。
アゴになじませる
皮脂の分泌量が多く、汚れが詰まりやすいアゴは、指の腹で優しくクルクルとクレンジング剤をなじませる。
Point
眉マスカラなど、メイクを重ねている場合は、指先でかき出すように眉にクレンジング剤をなじませます。
ぬるま湯で洗い流す
クレンジングとメイクがなじんだら、ぬるま湯で洗い流しましょう。
オイルやバームの場合はしっかり乳化させてから流してください。
クレンジングのポイント
クレンジング剤を長時間肌に乗せていると、肌に負担がかかりやすくなるため、1分以内でさっと済ませましょう。手のひらで温めるとクレンジング剤がメイクに馴染みやすくなり、肌への摩擦が減ります。
クレンジング後のすすぎは32度前後のぬるま湯がおすすめです!熱すぎるお湯は肌の乾燥を招き、冷たすぎると汚れが落ちにくくなります。
クレンジング時に肌をこするのは絶対NG。
優しく馴染ませることで、肌トラブルを防ぎます。
Point
クレンジング前は手を洗い、清潔な状態で始めましょう。
クレンジング後のスキンケアも忘れずに!!
いかがでしたか?
クレンジングはメイクを落とすだけでなく、毛穴詰まりや古い角質の除去を助け、肌のターンオーバーを整える大切な役割があります。 クレンジングを丁寧に行うことで、スキンケアの浸透もアップし、素肌美人に近づけます! 正しいクレンジング方法を身につけて、肌悩みに合わせたアイテムを選び、いつものケアを見直してみてくださいね。