お酒を飲んだ翌日に、顔やカラダのむくみが気になったことはありませんか?今回は「飲んだ翌日のむくみを防ぐ方法」についてご紹介します!
- 1むくみの原因
- 2むくみを防ぐ方法
- 3むくんでしまったら…
- 3.1温冷タオルで血流を良くする
- 3.2湯船に入って汗をかく
- 4いかがでしたか?
この記事の目次
むくみの原因
酔うと脳の判断が鈍くなり、抗利尿ホルモンの働きが抑えられることで喉が渇きやすくなり、水分を多く摂取してむくみが生じます。加えて、飲み会で塩辛いおつまみ(枝豆、焼き鳥、チーズなど)を多く摂取すると、塩分の過剰摂取により体内に水分が溜まりやすくなり、ナトリウムが水分を保持するためむくみやすくなります。
むくみを防ぐ方法
水分補給
アルコールは利尿作用があるため、飲酒後は脱水状態になりやすいです。脱水状態は体が水分を保持しようとするため、むくみを引き起こすといわれています。「水分を摂るとむくんでしまう…」と水を飲まないと脱水症状になってしまったり、アルコールを薄めようと身体が一生懸命水を蓄えてしまうので、アルコールと同量の水を飲むように心がけましょう。例えば、ビールを一杯飲むごとに同じ量の水を飲むと良いです。就寝前も水を飲むことで、夜間の脱水を防ぐことができます。
Point
飲酒前からしっかりと水分補給をしておくことで、体内の水分バランスをあらかじめ整えることができます。
お酒を飲み過ぎない
アルコールを飲むと、アルコール分解に水が必要とされるため、のどが乾きやすくなります。そこで欲するままにお酒を飲んでしまうと、うまく水分の排泄ができず、むくみの原因につながります。お酒と交互に水を飲む、水や炭酸割りでアルコール量を抑える、2~3杯目以降はノンアルコールにする、などの工夫をしてみましょう。
Point
飲む量と翌朝のむくみの相関には個人差があるので、どれくらい飲むとNGとは一概に言うことはできませんが、飲む量と翌朝のむくみやすさを意識しながら、むくまない量を見極めましょう。
塩分摂取を控える
塩分(ナトリウム)は体内に水分を保持する作用があると言われています。塩分の多い食事を摂ると、体が水分を保持しやすくなり、むくみの原因となってしまいます。
飲酒時におつまみとして、野菜スティック、フルーツ、無塩ナッツなど塩分の少ない食品を選びましょう。
カリウムを摂る
カリウムはナトリウムの排出を助け、体内の水分バランスを調整します。カリウムを多く含む食品を摂ることでむくみを軽減すると言われているので、利尿作用のあるカリウムが豊富な野菜や果物を積極的に摂取しましょう。
Point
カリウムは、野菜、果物、イモ類、大豆製品などに多く含まれます。
アボカド・納豆・ほうれん草・バナナ・サツマイモ・ヨーグルトなどがおすすめです。
十分な睡眠をとる
十分な睡眠をとることで、睡眠中に体内の修復が行われ老廃物が排出され、むくみを軽減します。就寝前にも水分補給をして、さらに夜中にトイレに起きた場合や喉の乾きで目覚めた場合にもしっかり水分を摂りましょう。
Point
頭を少し高くして、うつぶせ寝は避けましょう。
むくんでしまったら…
むくみ予防対策をしても、起きたら顔がむくんでることがありますよね。そんな時に試してみてください。
温冷タオルで血流を良くする
①水で濡らして絞ったタオルを、電子レンジで1分~3分程度温め、顔に30秒程のせる。
②冷水で冷やして絞ったタオルを30秒当てる。
これを2~3回繰り返しましょう。蒸しタオルで温めることで血行が促進され、その後の冷水で血管を引き締めるとむくみを解消することができます。
Point
ホットタオルをのせながら目の周りのツボを優しく指圧したり、頭皮をマッサージしたりするとさらに効果的です。
※ホットタオルで火傷しないよう、温度はご自身で加減してください。
湯船に入って汗をかく
湯船に浸かると全身の血流が良くなるだけでなく、水圧によって血管の外に浸み出た水分がリンパ管などに強制的に戻されます。汗をかくことで溜まった水分も外に出るので、オススメのむくみ解消法です。
効果には個人差があります
いかがでしたか?
お酒を飲んだ翌日のむくみが気になる方は、今回ご紹介した「飲んだ翌日のむくみを防ぐ方法」を是非参考にしてみてください。飲みすぎには気をつけて、上手にお酒と付き合いましょう!