ナイトワークにおいて避けては通れない「お酒」。
ナイトワークをされている方の中には、「二日酔いが辛い...」なんて方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな二日酔いに効果のある食べ物や飲み物を紹介します!効果には個人差がありますが、是非試してみてください️。
- 1二日酔いの原因と症状
- 2二日酔いに効く食べ物
- 3二日酔いに効く飲み物
- 4二日酔いの時に避けること
- 4.1迎え酒
- 4.2激しい運動
- 4.3脂っこいもの辛いもの
- 5いかがでしたか?
この記事の目次
二日酔いの原因と症状
二日酔いの主な原因は飲みすぎで、肝臓の分解能力を超えたアルコールが体内に残ることによります。頭痛や胃痛、吐き気などの症状が現れることが多いですが、これらの症状は24時間以内に収まることが一般的です。二日酔いの原因としてアセトアルデヒドの蓄積がよく挙げられますが、必ずしもそうではなく、アルコールやアセトアルデヒドの血中濃度が低くても症状が出ることがあります。 お酒に弱い人はアセトアルデヒドの分解能力が低く、頭痛や吐き気、動悸などの症状が現れるため、これが二日酔いの原因と誤解されることもあります。
二日酔いに効く食べ物
梅干し
梅干しには唾液分泌を促して消化の働きをサポートする「クエン酸」が多く含まれており二日酔いの朝に食べることによって荒れた胃の中を修復すると言われています。
二日酔いになってから食べることはもちろん、飲み始める少し前に食べておくとアルコールによる胃への負担を軽減させる効果が期待できます。
Point
梅干しを食べた後は水分補給も忘れずに!二日酔いは脱水症状を起こしやすいので、こまめな水分補給も欠かさずにおこなってください。
シジミの味噌汁
シジミには「オルニチン」というアミノ酸の一種の成分が含まれています。このオルニチンの成分が肝臓機能を上手くサポートしつつ、同時に必要な栄養分も取り込むことができるようになっています。
Point
二日酔いになってしまった朝ではなく、お酒を飲んでいる時に一緒に飲むことをおすすめします。
ヨーグルト
ヨーグルトに含まれる「アミノ酸」にも肝臓の働きを高める作用があります。乳酸菌には、荒れた胃腸を正常な状態に近づける効果が期待できます。胃で吸収される乳製品を飲む前にお腹に入れておくことで、アルコールの吸収を穏やかにし、体内のアルコール濃度の上昇を抑えてくれるでしょう。
Point
アルコール代謝で失われたビタミン・ミネラル補給と胃腸を整えるフルーツをヨーグルトに入れて食べるのもおすすめです!
二日酔いに効く飲み物
スポーツドリンク
二日酔いは水分不足からくる脱水症状だと言われていますが、その水分不足をカバーするものとしてスポーツドリンクを飲むのがおすすめです。スポーツドリンクには塩分・糖分が含まれていることから、水分が吸収しやすくなります。
Point
スポーツドリンクには、糖分やカロリーが含まれているため、過剰な摂取は逆に健康に悪影響を及ぼす可能性があるので注意してください。
トマトジュース
トマトジュースには「リコピン」という成分が含まれており、この成分が二日酔いには効果が期待できます。この「リコピン」は二日酔いの原因だと言われている「アセトアルデヒド」の分解に役立っています。また、トマトにはクエン酸も含まれており、荒れた胃を守ってくれるともいわれています
Point
トマトジュースに含まれる成分は二日酔いだけでなく、食後の酔い覚ましにもおすすめです。飲んだ後に出来るだけ早く酔いを覚ましたい方にもおすすめです!
コーヒー
カフェインには血管を収縮させる作用があり、二日酔いの頭痛緩和に有効です。
胃が弱っている場合はブラックコーヒーでは刺激が強いことがあるため、注意が必要です。
牛乳を入れてミルクコーヒーにすれば、胃に負担がかかりづらく、タンパク質も一緒に摂取できます。
カフェインには利尿作用があり、大量に摂取すると脱水を招くため、二日酔いの症状が悪化する原因になるので注意してください。
コーヒーより少量ですが、緑茶や紅茶にもカフェインが含まれているのでコーヒーが苦手な方はそれらを代用してください。
Point
飲み会直後にコーヒーを飲むのはおすすめしません!カフェインの効果で頭は覚醒しますが、体内のアルコールは消えるわけではないので、酔い覚ましどころかお酒の失敗に繋がってしまう可能性も…
二日酔いの時に避けること
二日酔いの症状があるときに行うと、症状が悪化したり治りが遅くなったりする行為の一例をご紹介します。
迎え酒
二日酔いの症状を改善する目的で、さらにお酒を飲むことを迎え酒といいます。
迎え酒では二日酔いは改善できません。
飲酒を重ねることで二日酔いを長引かせるだけでなく、アルコールの過剰摂取により健康リスクも高まるのでやめましょう!
激しい運動
身体は脱水傾向にある状態での激しい運動は、運動で大量に汗をかくことで脱水がさらに進み、体内のアルコール濃度が高まりまるので避けましょう。
同じ理由で熱い風呂に入ったり、サウナを利用したりすることも注意してください。
脂っこいもの辛いもの
辛いものや脂っこいものは胃酸の分泌を促進し、二日酔いの症状が悪化する原因になるといわれています。二日酔いのときは、唐揚げやフライドポテトなど脂っこいものを食べるのは控えましょう。
効果には個人差があります
いかがでしたか?
二日酔い対策・予防といえばウコンが定番ですが、これを飲んだから大丈夫!とアルコールを飲み過ぎてしまっては本末転倒です!万が一、二日酔いになってしまったら、第一に水分補給、その次におすすめの食べ物や飲み物を摂ってみてください無理せず休息を取り、体と心を休めて回復に努めましょう