メイクをしてみたいけどなにから始めていいかわからないという方にコスメの基本的な使い方をご紹介していきます!!今回は「ファンデーション」についてです。
基礎知識を学んでメイクを楽しみましょう!
- 1ファンデーションを塗る前に…
- 2ファンデーションとは?
- 3自分の肌質に合ったファンデーションの選び方
- 3.1オイリー肌の人にはパウダータイプ
- 3.2敏感肌の人にはリキッドタイプ
- 3.3乾燥肌の人にはクリームタイプ
- 3.4ワンポイント!
- 4自分の肌のトーンに合ったファンデーションの選び方
- 5ファンデーションを塗る順番について
- 6パウダーファンデーションの塗り方
- 6.1ファンデーションをスポンジにとる
- 6.2内側から外側へなじませる
- 6.3細部を仕上げる
- 7リキッド、クリームファンデーションの塗り方
- 7.1ファンデーションを手のひらに出す
- 7.2ファンデーションを顔にのせる
- 7.3内側から外側へなじませる
- 7.4細部を仕上げる
- 8ファンデーションを付ける時の注意点
- 9いかがでしたか?
この記事の目次
ファンデーションを塗る前に…
ファンデーションの前に化粧下地を塗ることで、メイクをした後の肌をより綺麗に見せてくれる働きや、メイク崩れを防いでくれる効果が期待できます。特に男性の肌は女性の肌よりもゴワゴワ、でこぼことしていることが多いので、化粧下地を使うことで、よりなめらかな肌へと近づけることができます。
化粧下地については、過去の記事の「化粧下地について」に詳しく記載しているのでチェックしてみてください。
ファンデーションとは?
顔全体に塗り、シミ・そばかす毛穴やほくろなどを覆い隠して肌の表面を均等に整えてくれるとても重要な役割のアイテムです!顔の表情を明るく印象を良く見せる効果があります。
自分の肌質に合ったファンデーションの選び方
肌質に合っていないと、粉っぽくなってしまったり、お肌のトラブルを招きかねません。ご自身の肌にあった物を選びましょう!
オイリー肌の人にはパウダータイプ
皮脂の量が過剰で、テカリが目立ちやすいのがオイリー肌の特徴です。朝きれいにメイクをしても、時間が経つと肌がベタついてメイクが崩れてしまう…といったケースが多く見られます。
そんなオイリー肌の方には、サラサラ肌に仕上げられる「パウダータイプ」がオススメです。パウダーが余分な皮脂を吸着してくれるため、美しいメイクの仕上がりをより持続してくれます。
敏感肌の人にはリキッドタイプ
紫外線や乾燥といった外部からの刺激を受けやすい敏感肌は、肌荒れやヒリつき、赤みなどの悩みが出やすいのが特徴です。
そんな敏感肌の方には、「リキッドタイプ」がオススメです。「リキッドタイプ」は名前のとおり液体状で、水分が多く含まれているのが特徴です。油分も含まれているので、保湿力やカバー力に優れています。
乾燥肌の人にはクリームタイプ
乾燥肌は、肌の水分と油分がともに不足している状態です。肌がカサついたり、つっぱり感があったりといった悩みが多く見られます。
そんな乾燥肌の方には、「クリームタイプ」がオススメです。保湿力やカバー力に優れていて、メイクをしながら肌のうるおいを持続することができます。
「リキッドタイプ」と混同されることもありますが、「リキッドタイプ」はサラッとしているのに対して「クリームタイプ」はこっくりとしたテクスチャーです。
ワンポイント!
男性の肌は、女性の肌に比べて毛穴が大きい、脂が出やすいなどの特徴がありメイク崩れの原因に…ファンデーションを選ぶ際は、「皮脂吸着成分」が配合されたものを選ぶとよいでしょう。
Point
皮脂吸着成分には「メタクリル酸メチルクロスポリマー」「ポリメチルシルセスキオキサン」「シリカ」などがあります。これらが配合されている商品を選ぶことで、ファンデーションと皮脂が混ざって汚く崩れることを防ぎ、仕上がりをキープできます。
※効果には個人差があります
自分の肌のトーンに合ったファンデーションの選び方
ファンデーションの色は、首と顔の境目のフェイスラインに合わせて選ぶのがベストです!何色かタッチアップ(試し塗り)して数時間待って、一番どの色が馴染んでいるか確認してみるのもオススメです!
明るめな肌のトーン
明るめな肌のトーンの方は、標準色よりもワントーン明るい色を選びましょう。
顔の白さを抑えようと標準色を選んでしまうと、かえって顔色が悪く見えることがあるため気を付けましょう。「ライトオークル」や「ライトベージュ」など、「ライト」と表記されているカラーを選ぶと失敗しにくいです!
中間的な肌のトーン
中間的な肌のトーンの方は、「オークル」「ナチュラルベージュ」「イエローベージュ」を試してみましょう。基本となる色からワントーン明るい色や暗い色を選んでしまうと、白浮きしたり顔色が悪く見えたりします。複数の明るさの色を見比べながら選んでもいいでしょう。自分の肌の色の明るさがよく分からないという方も、標準色から色をチェックすると自分の肌の色に近いカラーが見つかりやすいのでオススメです。
暗めな肌のトーン
暗めな肌のトーンの方には「テラコッタ」がオススメです。イエローベースにもブルーベースにも似合う色で、白浮きせず馴染ませることができます。
ワンポイント!
男性の肌は、女性の肌より少し暗い場合が多いので、ファンデーションの色を選ぶ時は注意が必要です。
女性向けに作られたファンデーションは、男性の肌の色よりも1段階以上明るくなるように設定されています。なので、「女性の肌にとってちょうどいい!」は「男性の肌にとっては明るすぎる」なんてことがおこります。
ファンデーションの色に迷った時はナチュラルから少し暗めの色をまず試してみてください!
※ファンデーションの選び方はあくまで一例です。実際に自分の肌につけて馴染むものを選びましょう。
ファンデーションを塗る順番について
ファンデーションを塗る際は、右ほお→右額→左ほお→左額と、片側ずつ仕上げます(左右が逆になっても問題ありません)。目、鼻、口まわりは最後に。この順番は、クッションでもパウダーでもリキッドでも同じです。また、スポンジやブラシなど、塗る用具が変わっても順番は変わりません。
パウダーファンデーションの塗り方
パウダーファンデーションのスポンジを使った塗り方をご紹介します。
ファンデーションをスポンジにとる
化粧下地を顔全体になじませたら、パウダーファンデーションを、スポンジの約半分の面積にとります。(この量で、顔の半分を仕上げます)
内側から外側へなじませる
先ほど紹介した順番でファンデーションを塗っていきます。塗る際は、顔の内側から外側に向かって、スポンジをすべらせるようなイメージで力を入れずになじませます。
細部を仕上げる
両ほおと額が塗り終わったら、スポンジに残っているファンデーションで、目、鼻、口まわりを仕上げます。目のキワや小鼻などの細かい部分は、スポンジを折り曲げて使用すると綺麗に塗ることができます。目の下などトラブルが気になる部分には、スポンジにファンデーションを追加し、トントンとたたき込むようになじませて、しっかりカバーします。
Point
パウダーファンデーションはスポンジの他に、ブラシを使う方法もあります。
メイクに慣れてきたら、ぜひ挑戦してみてください!
リキッド、クリームファンデーションの塗り方
リキッドファンデーション、クリームファンデーションのスポンジを使った塗り方をご紹介します。
ファンデーションを手のひらに出す
1円硬貨大もしくはディスペンサー1回押しの量を手のひらに出します。これが全顔使用量の目安です。
※適量はアイテムごとに違う場合があります。サイトなどでチェックしましょう。
ファンデーションを顔にのせる
下地を顔全体になじませたら、ファンデーションを両ほお・額・鼻・あご先に置きます。ほおや額は面積が広いので、少し多めにすると良いでしょう。
内側から外側へなじませる
スポンジを使用し、顔の内側から外側に向かってファンデーションをなじませます。スポンジはスーッとすべらせるように動かしましょう。
細部を仕上げる
両ほおと額を塗り終わったら、スポンジに残っているファンデーションで、目、鼻、口まわりを仕上げます。目のキワや小鼻などの細かい部分は、スポンジの先の細い部分を使用しましょう。目の下などトラブルが気になる部分には、スポンジにファンデーションを追加し、トントンとたたき込むようになじませて、しっかりカバーします。
ファンデーションを付ける時の注意点
肌に塗っているファンデーションの量が多いと、崩れやすくなります。また、きちんと密着しないことも、崩れの原因に。
そのため、一回のメイクで使うファンデーションの量は最小限に抑えるのが正解!少量ずつを薄く塗り、肌に密着させると崩れにくくなります。
いかがでしたか?
今回はファンデーションの選び方と塗り方について紹介しました。
ファンデーションには今回ご紹介した色やタイプ以外にも本当にたくさんの種類があります。自分のお肌に合った色やタイプを見つけて、ぜひお化粧を楽しいでください!
効果には個人差があります